[ボクシング入門] 初心者のスパーリング準備チェック

【ボクシング入門】初心者のスパーリング準備チェック

初スパーは装備の安全+事前のすり合わせが9割。
最低限そろえるのは バンテージ/マウスピース/ファールカップ/ヘッドギア特にマウスピースはレンタル不可だから必携だよ。

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必携ギアのチェック(最低限4つ)

  • バンテージ:拳と手首を固定。伸縮/非伸縮どちらでもOK。巻き方は親指→手首→拳→手首の順を基本に。
  • マウスピース:自分専用のみ使用(レンタル不可)。
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  • ファールカップ(※男性):衝撃吸収のため必須。外・内付けは好みだがズレない装着を。
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  • ヘッドギア:チーク(頬当て)かフルフェイスが無難。視界とフィットを優先。

※グローブはスパー用14〜16ozが目安(ジム規定に従う)。バッグ/ミット用は別にあると◎。

マウスピース選び:既製/セルフ成形/歯科製

① 既製(そのまま)

  • 入門の“とりあえず”用。フィットは甘め。
  • 呼吸のしやすさは個体差大。口が自然に閉じられるかが最低条件。
② セルフ成形(ボイル&バイト)

  • お湯で柔らかくして噛み合わせを作る。コスパ◎。
  • 上下の歯を軽く当てて、頬と舌で内外から押して密着→冷水で固める。
  • 複数回やり直せる製品もあり。
③ 歯科製(おすすめ)

  • フィットが段違いで呼吸が楽、会話・給水もしやすい。
  • 長く続けるなら費用対効果が高い。最終的にはコレ推し

※まずはセルフ成形でもOK。将来は歯科で作成がベスト。

装備のフィッティング手順(前日〜当日)

  1. 前日:マウスピースを成形→装着して深呼吸・軽い会話が楽か確認。ヘッドギアは頭頂/後頭/顎の締めを最適化。
  2. 当日到着後:バンテージを巻いてからグローブ試着。手首が折れない・拳頭に当たりが来るかチェック。
  3. ラウンド直前:ファールカップのズレ対策(ベルト位置の最終調整)。顎紐・面ファスナーの再固定。

※違和感はすぐ直す。妥協したまま始めないほうが安全。

強度・ルールのすり合わせ(開始前1分)

  • 時間:初心者は1〜2分×2〜3Rから。慣れたら3分へ。
  • 強度:接触は軽〜中で開始。顔面は軽め、ボディは中程度まで等、具体的に合意
  • 禁止:後頭部・下腹部・反則的な押し/肘/頭突きは×。
  • コール:「ストップ」「スロー」「OK?」の合図を決める(聞こえにくい環境では手を軽く上げる)。
  • コーチの裁量:危険を感じたら即中断OK、という前提を共通認識に。

ウォームアップ&最初の1R設計

アップ(合計3〜5分)

  • 肩・股関節モビリティ各1分(大きく軽く)
  • シャドー1R(1〜2分):出1:戻2と逆手ガードの確認
  • ミット or 当て止め1分(距離感だけ合わせる)
1R目のルール(初心者)

  • 60%以下の出力。顔面は軽接触、ボディは中まで。
  • 技は基本打撃(1-2/1-1-2/2-3+左ボディ)。
  • ラッシュは5秒まで。被弾が続いたらストップで即中断。

スパーのマナー&安全コール

  • 開始・終了はグローブタッチで挨拶。
  • 効かせた/効いたと感じたら一歩下げる(無理に詰めない)。
  • コール例:ストップ(中断)/スロー(強度下げ)/OK?(相手確認)。
  • 終わったらありがとうと握手。次に活かす一言フィードバックが◎。

終了後のケア(ギア&身体)

  • ギア:マウスピースは水洗い→陰干し。グローブ/ヘッドギアは内側を拭いて風通しの良い場所で乾燥。
  • 身体:首・肩・広背・股関節の軽ストレッチ各20〜30秒。
  • 記録:良かった点/直す点をスマホメモ(次回の課題が明確になる)。

FAQ

バンテージはどれを選ぶ?
巻きやすさ重視なら伸縮、固定力重視なら非伸縮。時短派は巻かないタイプでもOK。まずは伸縮からで問題なし。
マウスピースは自作と歯科、どっちがいい?
最初はセルフ成形でもOK。ただ、長く続けるなら歯科作成が最適フィットが良く呼吸がしやすいから疲れにくく会話もしやすい。
どれくらいの強度から始める?
軽〜中(60%以下)から。顔面は軽接触、ボディは中まで。最初は1〜2分×2〜3Rで十分。

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