【ボクシング入門】ガード位置と顔面カバー
ガードは避けきれない時や避けずに合わせる時に真価を発揮。まずは距離と想定コースの意識づけから。
※フットワーク(足さばき)は別回で詳しくやるよ(今回は届く距離でのガードに集中)。
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先に結論:これだけ守ればOK(6カ条)
- ガードは攻撃が届く距離で本領発揮。距離外は足さばきで回避(※別回)。
- 想定コース(直線/側面/下から)を決めて構える=反応が速くなる。
- 攻撃中も逆の手を遊ばせない(顔周辺から離さない)。
- 常に基本構えへ回収(出1:戻2)。回収の速さが被弾を減らす。
- 肘を背中側に引かない。フォーム位置から腰で前へ押し出す。
- 手を動かしすぎない(空いた所が攻められる/フェイントに弱い)。顎のガードは“離さない”意識。
ガードは“届く距離”で発動する
自分の肩〜相手の肩がひと伸びで触れる距離=相手の攻撃も届く。ここではガード/カウンター/ショートの出入りが勝負。
- 中距離〜近距離:顔周辺に拳をキープし、コースに応じて正面↔側面を可変。
- 遠距離:基本は足で切る。手で触るならパリー等の触覚的ディフェンス。
想定コース別の意識づけ(直線/側面/下から)
- 直線コース:鼻筋〜口元のセンターラインを片手で常在(ジャブ/ストレート対策)。
- 側面コース:こめかみ〜耳横へ拳を寄せ、前腕で側頭部をシールド(フック対策)。
- 下からコース:どちらかの拳がアゴ正面にあればアッパーはもらいにくい。
攻撃時:逆の手を“遊ばせない”
ジャブ/ストレートなど攻撃側と反対の手は、必ず顔周辺で仕事を続ける(正面or側面)。パンチ後は即・基本構えへ回収。
基本構えへの回収=最強のガード
攻撃後に基本構えに戻っていると、どの攻撃にも対応しやすい。リズムは出1:戻2(戻し2倍速)。
ボディ/フック/アッパーの基本ガード
- 拳自体はアゴ位置をキープ(離さない)。
- 体重移動で前傾を少し作り、肘と前腕で胴をカバー。
- 拳をこめかみに触れる意識で側面ガード。
- 肘は背中側に引かない。位置を保ったまま角度調整。
- どちらかの拳がアゴ前にあれば被弾しにくい。
- 頭を少し外/後ろへずらすとさらに安全。
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※いずれも拳を下げない/顎のガードを離さないが大前提。安全のためスペース確保と周囲確認を。
“手を動かしすぎない”原則(対フェイント)
ガード意識が強すぎて手が大きく動くと、その瞬間に空いた所を突かれる。
最低限、顎のガードは“離さない”。必要最小限の移動に抑えよう。
実践ドリル(1日10分)
- R1:直線コース想定(センターライン常在)
- R2:側面→下から→直線を30秒ごとに切替(拳は顔の高さ)。
- ジャブのみ/ストのみ/フェイント→ジャブで、逆手を顔周辺固定のまま。
- 各Rの最後20秒はテンポアップ(出1:戻2)。
- ボディ:拳は顎、体重移動で前傾→肘と前腕で胴カバー。
- フック:こめかみタッチ意識で側面ガード。
- アッパー:アゴ前キープ+小さく外/後ろへ。
「攻めながら守る」の癖づけには
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チェックリスト(毎回ここだけ見る)
- ☐ 今はどのコース(直線/側面/下から)を想定してる?
- ☐ 逆の手は顔周辺から離れてない?(遊んでない?)
- ☐ パンチ後、基本構えへ回収できた?(出1:戻2)
- ☐ 肘を背中側に引かず、腰で前へ押し出せた?
- ☐ 手を動かしすぎて空きを作ってない?(顎のガードは“離さない”)
FAQ
ガードとフットワーク、どっちを優先?
手が忙しくなるのを防ぐには?
今日は「攻めた直後の守り」を体に入れよう。
パンチングボール /
リフレックスボール /
レフレックスバー付き
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