【ボクシング入門】ミット打ちのコツと声掛け例(3分ラウンド基準)
ミットは一人ではできない分、他者視点の気づきと自分のペースが崩れる負荷で伸びる。
合図やランダムのラッシュを混ぜると、とっさの反応やディフェンスの習慣まで育つよ。
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参考動画(段階別)
まずは基本(距離・角度・戻し・ガード)をコピー。魅せ技は段階的にね。
ミットで伸びる3つ
- ペース崩しの耐性:自分のリズムで動けない=心肺+判断が同時に鍛えられる。
- 他者視点の矯正:自分では気づかない癖・戻しの遅さ・ガードの甘さを持ち手が発見。
- 瞬発反応:ランダムのラッシュでとっさの一歩・一発が出る身体に。
役割分担:打つ側/持つ側の基本
打つ側
- 最短直線・戻し倍速(出1:戻2)。
- 打つ直前に距離を自分で調整(届かせる責任は打ち手)。
- コール後0.3〜0.5秒で反応(迷わない)。
- 終わりはガードで止める(流れで下がらない)。
持つ側
- ミット面は軽く迎えに(叩き返しすぎない)。
- 一定の高さ・角度で見やすく。右面はやや外向きに直線を作る。
- コールは短く明瞭(例:ワンツー/ワンワン/ボディ)。
- ラッシュは3〜5発の範囲でランダム投入。
声掛け(コール)例:入門→中級→応用
🔰 入門(フォーム重視)
- 「ワン」= ジャブ
- 「ワンツー」= ジャブ→右スト
- 「ワン・ワン」= ダブルジャブ(右は顎前キープ)
- 「ボディ」= 左 or 右ボディ(戻しは顔面ガード)
- 「ストップ!」= その場でガード固定→小ステップでリセット
🏁 中級(リズムと角度)
- 「ワン・ツー・ワン」= 1-2-1(最後の1は小さく速く)
- 「ワン・ボディ・ツー」= 顔→左ボディ→右
- 「左回り→ワンツー」= 半歩左回りしてから1-2
- 「スリップ右→ツー」= 右へ小スリップ→右スト
- 「前詰め→ワンワン」= 前足→後足で詰めてダブル
🔥 応用(ランダム&ラッシュ)
- 「ラッシュ!」= 3〜5発自由(軽〜中で連打→最後に強い右 or 左ボディ)
- 「右フック受ける→カウンター」= 受けを見せる→1 or 2で即返し
- 「引き足→1-2」= 半歩バックステップ→踏み込み1-2
- 「左右→ボディ→上」= 横移動→ボディ→顔面で〆
ラウンド制メニュー(目的別)
🔰 超入門:1分×3R(休45秒)
- 1R:ワン/ワンツー(フォーム・戻し)
- 2R:ワン・ワン(右は顎前キープ)
- 3R:ランダムで「ボディ」「ストップ」「ラッシュ10秒」
🏁 初心者:2分×3R(休60秒)
- 1R:1-2-1/1-2-ボディ(30秒ごと切替)
- 2R:左回り→1-2/引き足→1-2
- 3R:コール混ぜ(スリップ→右/ラッシュ15秒×2)
🔥 標準:3分×3R(休60秒)
- 1R:角度→コンビ(左回り/小スリップ)
- 2R:距離変化(前詰め→ダブル/引き足→1-2)
- 3R:ランダムコール+ラッシュ(10〜15秒を3回)
※しんどい日はラウンド時間を短く(1〜2分)して本数は維持がコツ。質が落ちる前に切り上げよう。
ディフェンスを染み込ませる合図
- 「ガード!」= 顔正面or側面で固定→打撃後の静止はガードで終える。
- 「スリップ!」= 小さく顎を守りつつ肩入れ→すぐ打ち返す。
- 「パリング!」= 前手で払い→直後に1(ジャブ)。
- 「前足→後足!」= 距離詰めてヒット→角度作って離脱。
打つ→終わりがガード回収までセットだと、実戦で崩れにくい。
ありがちNG→即修正
- 振り回す:腕だけ×。床→腰→肩→手のチェーン。
- 戻しが遅い:常に出1:戻2。逆手は顎前。
- 距離任せ:持ち手頼り×。届かせるのは打ち手。
- 持ち手が叩き返す:強く当てすぎ×。軽く迎えに。
- 長いコール:混乱する。短く・反復。
おすすめミット(リンク)
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FAQ
何分から始めればいい?
ボクシングは3分1Rが基本。最初は1分×3Rや2分×3RでもOK。
慣れたら3分×3Rへ。キツい日は時間短縮(1〜2分)で本数維持が正解。
慣れたら3分×3Rへ。キツい日は時間短縮(1〜2分)で本数維持が正解。
世界レベルのミットは真似していい?
OK。ただしまずは基本の距離・角度・戻しを完コピ。トリッキーな流れは段階的に。
持ち手が初心者でも大丈夫?
大丈夫。面を安定させて短いコールに徹する。危ない時は「ストップ!」の合図を事前に決めよう。
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