【ボクシング入門】サンドバッグの叩き方 5分ドリル
サンドバッグは「当てる」だけじゃなく、出力・スタミナ・距離感を一気に鍛えられる万能ツール。
入門でもすぐ回せる5分×3パターンを用意したよ。まずはフォーム最優先でいこう。
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参考動画(基本の打ち方)
当て面・フォーム・戻しの速さ(出1:戻2)に注目。
3つの目的(出力/スタミナ/距離・ステップ)
- 強力なパンチ練習:最大出力+強弱の切替(速い→止め)でフィニッシュ想定。
- スタミナ練習:短時間で手数を出し続ける。試合のラスト30秒を意識。
- 距離・ステップ:(吊り下げ式推奨)揺れを相手の出入りに見立て、避ける/カウンター/追い込みを練る。
共通ルール(安全&効率UP)
- ガードは顔周辺から離さない(逆手は遊ばせない)。
- 当て面:人差し指・中指ナックルで正面を“押し抜く”。
- フォーム:腰→肩→手の順(同時発進しない)。戻しは出1:戻2。
- 距離:打った反動で近づき過ぎない。揺れに正面衝突しない。
- ギア:バンテージ+グローブ推奨。手首は真っすぐ。
5分ドリルA:強力パンチ&強弱コントロール
- 0:00–1:00 フォーム固め:ジャブ→右ストのみ(最短直線/戻し倍速)
- 1:00–2:00 強弱切替:軽い1-2×2→重い右1発(リズム「タ・タ・ター」)
- 2:00–3:00 スピード:1-2-1-2を短く速く(出力70%)
- 3:00–4:00 止め想定:軽連打→右 or 左ボディで締め
- 4:00–5:00 最大出力テスト:10秒全力→20秒整える×2
重く打つ時も振らない。床→腰→肩→手のチェーンで押し抜く。
5分ドリルB:スタミナ(手数と維持)
- 0:00–1:30 軽→中→強:軽10発→中10発→強5発を繰り返す
- 1:30–3:30 左回り+手数:左回り中心に1-1-2(足は小刻み)
- 3:30–5:00 ラスト30秒ラッシュ×2:30秒MAX→15秒整える→30秒MAX
評価軸:最後の30秒で落ちないか。フォームと戻しが乱れないか。
5分ドリルC:距離・ステップ(自立型/吊り下げ)
対象は自立型と吊り下げ式。距離と角度の練習は揺れが出る吊り下げ式がやや有利だけど、
自立型でも前後・左右の移動に合わせて打つことで十分に練習可能。
バッグの動き=相手の出入りを想定し、入ってくる→いなす→打ち返す/離れる→追い切るを作ろう。
- 0:00–1:00 距離の基準取り:ジャブだけで当てて戻す(揺れに合わせ前後)
- 1:00–2:00 入ってくる想定:近づく瞬間に小スリップ→右カウンター
- 2:00–3:00 離れる想定:前足→後足で追い、1-2でキャッチ
- 3:00–4:00 側面処理:揺れを横に受け、側面ガード→ショート2発
- 4:00–5:00 自由課題:前後左右を混ぜ「当てて離れる」を徹底
正面衝突はNG。半歩左回りで角度を作ると安全。
サンドバッグのタイプ別メモ
- 自立型:設置が簡単・騒音/振動が出にくい。揺れは小さめなので、足で作る前後左右と角度付けを多めに。
- 吊り下げ式:揺れが出る=相手の出入りを再現しやすい。ただし設置/騒音/振動に配慮(固定・防振対策が必要)。
自立型サンドバッグの設置&防振ガイド
- 倒れ防止:多くは吸盤+タンク式(水 or 砂)。砂=重くて安定/水=取り扱いが楽。
- 水平を確保:設置面が水平でないと吸盤が抜けやすい。少し回転させて一番吸い付く向きを探す。
- 防振・防音:土台の下に防振マットを敷くと振動&ズレを軽減(厚み10〜20mm目安)。二重敷きも可。
- サイズ:マットは土台より一回り広く。端がめくれないようフラットに。
- 定期メンテ:吸盤の埃を拭く/タンクの水量・砂量を月1点検/ボルト類の緩みチェック。
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ありがちNG→即修正
- 腕だけで振る → 床を押して腰→肩→手の順へ。
- 戻しが遅い → 常に出1:戻2。ガード回収が最優先。
- 近づき過ぎ → 揺れと正面衝突NG。半歩左回りで角度を作る。
- 逆手が遊ぶ → 常に顔周辺。正面or側面で顔面カバー。
- 手首が折れる → ナックル面で押し抜く。バンテージ+グローブ。
上達の目安と伸ばし方
- 出力:月ごとに「最大10秒×2」の音・沈み込みを動画で比較。
- スタミナ:5分でフォーム崩れゼロが続けば合格→インターバル短縮。
- 距離:揺れに対して空振りゼロ、正面衝突ゼロを目標。
おすすめギア・サンドバッグ選び(関連記事)
ギアの選び方・おすすめは下記にまとめています。
▶ サンドバッグおすすめ・選び方まとめ
FAQ
自立型と吊り下げ式、どっちが良い?
手軽さ=自立型、揺れを使った距離練習=吊り下げ式。
入門は自立型でフォームと手数→慣れたら吊り下げで“入ってくる相手”想定を足すのが王道。
入門は自立型でフォームと手数→慣れたら吊り下げで“入ってくる相手”想定を足すのが王道。
自立型でも距離・カウンターの練習はできる?
できる。バッグが大きく揺れない分、自分が動いて距離を作る。
例えば「前足→後足」で詰めて1-2、相手が来る想定で小スリップ→右カウンターなど、
動作をセットで決めておくと効果的。
例えば「前足→後足」で詰めて1-2、相手が来る想定で小スリップ→右カウンターなど、
動作をセットで決めておくと効果的。
5分でも効果ある?どれから始める?
ある。入門は短時間×高品質が正解。まずはドリルAでフォーム→
ドリルBで手数→ドリルCで距離…の順がおすすめ。
ドリルBで手数→ドリルCで距離…の順がおすすめ。
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