[ボクシング入門] 構えとスタンスの基本

【ボクシング入門】構えとスタンスの基本(動画あり)

結論:足幅は肩幅+半足、体重配分は前4:後6。顎を引き、肘は肋に沿わせる。つま先は
前足0〜10°の内向き〜正面後足30〜45°の外向きが目安。これがすべてのパンチ/防御/フットワークの起点。

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構えの全体像(動画)

※ポイントだけ観たい人は 1:00 〜 がおすすめ。


なぜ「構え」が最重要か

  • 力の伝達:地面→足→股関節→体幹→肩→拳の連動が整う=同じ力でも重く当たる。
  • ケガ予防:手首・膝・腰の負担を減らし、長く練習を続けられる。
  • 反応速度:出入り・角度取り・防御が速くなる=被弾が減る。

正しい構え(オーソドックス想定)

  1. 足位置・幅:前後差は靴1.5足分。左右幅は肩幅+半足。後足は前足かかとのやや外に置き、一直線にならないように。
  2. つま先角度:前足=0〜10°内向き〜正面(膝と同方向。内向き過ぎはNG)/後足=30〜45°外向き(母指球に体重、かかとは軽く浮かす)。
  3. 膝と骨盤:膝は軽く曲げ、骨盤は正面やや斜め。反り腰・猫背は避け、中立を保つ。
  4. 上体とガード:背筋を伸ばし顎を1コブシ分引く。肩をすぼめ、肘は肋に沿わせる。リード手は眉〜頬、リア手は顎横。
  5. 体重配分前4:後6。前足はベタ、後足は母指球メイン。
  6. 視線:相手の胸元〜鼻先を「ぼんやり」。手元ガン見はNG。

※サウスポーは左右を反転するだけで考え方は同じ。

動きの基礎:出入り・左右・ピボット

  • 前進:前足→後足を寄せて幅を保つ。
  • 後退:後足→前足を戻す(上体を起こさない)。
  • 左右移動:進む側の足→逆足。
  • ピボット:前足を支点に外へ15〜45°回す(ガードは崩さない)。

ありがちミス → 直し方

  • 足が一直線:バランス喪失 → 後足を半足に置く。
  • 後足かかとベタ:出入りが鈍い → 母指球に重心、かかとは軽く浮かす。
  • 前足の内向き過多:膝が内に落ちる → 0〜10°内向きに制限。
  • 肘が開く:ボディ被弾増 → 肋に触れ続ける意識。

1分ドリル(毎日)

  1. 静の構え30秒:踵に乗らない微振動の立ち(前4:後6のまま)。
  2. 動の構え30秒:前後左右1歩→必ず元の幅に戻す。

10分(自宅OK)

  • シャドー(構え維持)2分×2R
  • 出入りフットワーク 2分
  • ピボット 2分
  • 仕上げシャドー 2分

20分(ジム推奨)

  • ロープ 3分×2R
  • シャドー 3分×2R(ジャブ→1–2)
  • ミット or バッグ 3分×2R(軽め)
  • クールダウン 2分

30分(週2〜3)

  • ロープ 3分×3R
  • シャドー 3分×3R(出入り+角度)
  • バッグ 3分×3R(1R目ジャブ専用)
  • 体幹 3分(プランク等)+ストレッチ

セルフチェック3点

  • 横から見て耳—肩—腰—踵がほぼ一直線?
  • ジャブ後も足幅が潰れていない
  • 連打しても顎が浮かない

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