[ボクシング入門] 体脂肪を落とす食事の基本

【ボクシング入門】体脂肪を落とす食事の基本

ポイントは「小さな赤字(カロリー)を継続」×「たんぱく質は死守」
無理なく落として、練習のキレは落とさない食事術をまとめたよ。

原則3つ(これだけ守ればOK)

  1. 小さな赤字:1日の摂取を−300〜−500kcalにする(ガマンしすぎは続かない)。
  2. 高たんぱく:体重×1.2〜1.6g/日(運動量が多い日は〜2.0gまで)。
  3. 水分&睡眠:体重×30〜40ml/日の水分+睡眠7h目安。これだけで食欲が整う。

目安量:カロリー&PFC

基礎代謝+日常活動(TDEE)から−300〜−500kcal。PFCは下の比率をベースに調整。

項目 目安 補足
たんぱく質 体重×1.2〜1.6 g/日 魚/鶏/卵/大豆/乳。各食に20〜40gを分割。
脂質 体重×0.6〜0.8 g/日 揚げ物・菓子の脂は控えめ。青魚やナッツで質を確保。
炭水化物 残りのカロリー 練習量で増減。前後で優先配分。

※急ぎの減量はNG。週あたり体重の0.5〜1.0%減が安全目安。

盛り付けは「プレート法」が簡単

  • 皿の1/2:野菜・海藻・きのこ(味噌汁でもOK)
  • 皿の1/4:主食(米・オートミール・そば・全粒パン)
  • 皿の1/4:主菜(鶏むね/魚/卵/豆腐/納豆/ギリシャヨーグルト)

手のひら基準:主菜=手のひら1枚、主食=握りこぶし1個、油=親指第一関節1本ぶん。

練習前後の食べ方(動ける減量)

練習60〜90分前:おにぎり+サラダチキン or そば+冷奴 / バナナ+ヨーグルト
練習直後〜60分:牛乳 or プロテイン20〜30g+おにぎり/パン、味噌汁で塩分と水分補給

胃が弱い日は脂少なめ&食物繊維は控えめに。水分はこまめに分けて。

1日のモデル例(在宅/外食/コンビニ)

シーン メニュー例 ポイント
オートミール+卵2個+納豆、味噌汁、果物少し P確保で間食減/汁物で満腹感UP
鶏むねグリル or サバ缶+ごはん少、サラダ、豆腐 脂質は質で取る(青魚/オリーブ)
夜(練習後) プロテイン or 牛乳+おにぎり1/野菜スープ/卵焼き 炭水化物は練習後に寄せる
外食 定食屋:焼き魚 or 生姜焼き+ごはん小+味噌汁+小鉢 揚げ物・マヨは控えめ/タレ別添で
コンビニ おにぎり(鮭/ツナ)+サラダチキン or 焼き鳥(塩)+カップ味噌汁+ヨーグルト無糖 菓子パン→おにぎり/揚げ物→焼き鳥(塩)に置換

買い置きリスト(時短&節約)

  • 鶏むね/ささみ
  • 納豆・豆腐
  • サバ・ツナ缶(水煮)
  • 冷凍ブロッコリー/ほうれん草
  • 玄米/オートミール
  • 味噌・即席スープ
  • ギリシャヨーグルト無糖
  • 海藻/きのこ
  • ノンオイルツナ
  • トマト缶
  • 果物(バナナ/りんご)
  • ナッツ(小袋)

2週間チャレンジ(これだけやる)

  1. 各食にP20g以上(卵2個/サラダチキン半分/豆腐1丁など)。
  2. 主食は練習前後に寄せる(オフ時間は控えめ)。
  3. 飲み物は水・お茶・無糖コーヒー(ジュースは練習前後だけ可)。
  4. 夜の揚げ物×週2回まで(外す日は焼き/蒸しに置換)。
  5. 週1回だけ自由食(罪悪感なし・次の食事を整える)。

よくある失敗と対策

  • 朝を抜く→夜ドカ食い:朝にP20g入れると反動が減る。
  • 脂を抜きすぎ→バテる:青魚/ナッツ/オリーブで最低限の脂質を確保。
  • 甘い飲料がやめられない:練習前後のみに限定(量を測る)。
  • 外食が多い:ごはん“小”、タレ別添、揚げ物→焼き物へ置換。
  • 停滞した:体重×40ml/dayの水分+睡眠7hをまず整える。次に炭水化物を練習日に寄せる。
  • お酒:週2回/1〜2杯まで。飲む日は脂質と揚げ物を控える。

補助(必要なら)

  • ホエイプロテイン:食事でPが足りないときに20〜30g。
  • クレアチン:筋力維持を狙うなら1日3〜5g(水分は十分に)。
  • カフェイン:運動前1〜3mg/kg(遅い時間は睡眠と相談)。

サプリは“足りない栄養を補う道具”。まずは食事整備が本体だよ。

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Tip:体重は週平均で判断(毎日の上下に一喜一憂しない)。

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