結論:家では音を出さず・物を殴らずでも十分に強くなる。フォーム×フットワーク×リズムを整えれば、実戦のキレは作れる。
安全とマナー
・自宅では壁や柱を殴らない(手首・壁を壊す)。
・騒音配慮:ジャンプ系は控えめ、夜間はシャドー中心で。
・手首は一直線・拳は第1〜第2指のナックル面を想定。痛みが出たら中止。
・自宅では壁や柱を殴らない(手首・壁を壊す)。
・騒音配慮:ジャンプ系は控えめ、夜間はシャドー中心で。
・手首は一直線・拳は第1〜第2指のナックル面を想定。痛みが出たら中止。
準備(1分)
- 床にマスキングテープで十字(左右・前後の基準LINE)
- 壁にポストイット3枚(JAB・CROSS・ボディの“視線ターゲット”※非接触)
- スマホのメトロノーム or タイマー(BPM 90–120/3分ラウンド)
フォームの基礎(2分)
- スタンス:肩幅+半歩。前足やや外、後足11時/1時方向。かかとは軽く。
- ガード:拳は頬の前、肘は体側。肩はストン、顎は軽く引く。
- 軸:頭は足の間の“レール”上。腰・肩は一緒に回すイメージ。
自宅向けドリル(音なし)
① シャドーボクシング(3分×1〜3R)
- ジャブ:前足で床を“押す”→肩・肘・拳の順。引きを速く。
- ワンツー:クロスは後足の母指球で床を押し、腰から回す。
- ディフェンス:ジャブ後に軽いスリップ or リトリート半歩を必ず入れる。
② 壁ターゲット(非接触・30〜60秒×2)
- ポストイット3枚を目線・喉・みぞおち位置に。見て打つ→戻すをリズムで。
- 合図例:上→中→下→中→上と声に出す(デュアルタスク化)。
③ フットワーク十字(60秒×2)
- 十字ライン上で前後左右の一歩。ステップのたびに姿勢を崩さずガード維持。
- 前に出たら円を描くように半歩外へ。一直線に戻らない=被弾ラインから外れる癖。
④ リズム打ち(BPM 100–120/60秒×2)
- メトロノームでタ・タタ(ジャブ→ワンツー)/タタ・タ(ダブル→クロス)など。
- 息は「スッ・スス」(吐きながら)。肩に力を入れない。
⑤ サイレントフック&アッパー(60秒×2)
- 手の中に薄手タオルを軽く握り、接触なしで回旋だけ練習。
- 肘の高さ=肩と同じ(フック)。アッパーは膝と股関節で“すくう”。
コンビネーション例(1RでOK)
- A:Jab → Cross → スリップ外 → Jab
- B:Jab → Body(クロス or レフトボディ)→ 外へ半周
- C:Jab → Cross → Left Hook(軽回旋)→ 後へ半歩
10・20・30分メニュー
時間 | 内容 |
---|---|
10分 | フォーム2分 → シャドー3分 → フットワーク1分 → リズム打ち2分 → 整理運動2分 |
20分 | シャドー3R(3分×3)/R毎にテーマ:①ジャブ精度 ②フットワーク ③コンビ → 整理 |
30分 | 上記+壁ターゲット非接触2セット/サイレントフック&アッパー2セット/コア(デッドバグorサイドプランク各60秒) |
よくあるNG → 直し方
- 肩に力が入る → 息を「スッ」ではき、引きを速く(出より戻し)。
- 腕だけで打つ → 足で床を押す→腰→肩→肘→拳の順に連動。
- 真正面で棒立ち → 半身+頭をレール上で小さくスリップ。
- ガードが落ちる → 片手が出たらもう片手は頬に貼り付けの意識。
進捗を早める“2つの工夫”
- 30秒セルフ撮影:横と斜め前。肘・顎・ガード位置だけ確認。
- ミラーキュー:「顎」「肘」「母指球」「引き」を鏡に付箋で表示。
今日の2分アクション
- 床に十字テープを貼る(45秒)
- ジャブの出→戻しを30秒×2(引きを速く/息を吐く)
- シャドー30秒(ジャブだけ・音なし)
後日、動画を足すなら(アンカー)
あとでここに埋め込む用のメモ。表示が安定しない時は iframe 方式推奨。
補足(道具を使うなら)
・パンチングボールやサンドバッグは騒音・固定の問題があるため、集合住宅は基本NG。
・ミット打ちは屋外やジムで。家では非接触シャドー+視線ターゲットが最適解。
・パンチングボールやサンドバッグは騒音・固定の問題があるため、集合住宅は基本NG。
・ミット打ちは屋外やジムで。家では非接触シャドー+視線ターゲットが最適解。
※本記事は一般情報です。体調・既往に合わせて無理なく。ケガ・破損・騒音トラブルを避ける設計で。
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