[ボクシング入門] ラダーを使った機敏性アップ

【ボクシング入門】ラダーを使った機敏性アップ

ラダートレーニングは機敏性(アジリティ)リズム感/認知を一気に底上げ。
構えを崩さず母趾球(親指付け根)に重心、かかとは軽く浮かせるが鉄則だよ。

※本記事のリンクの一部にはアフィリエイト(広告)を含みます。リンク経由の購入で当サイトに報酬が発生する場合がありますが、内容の作成・評価は編集方針に基づき独立して行っています。

参考動画(基本のラダー&高速タッピング)

“静かに速い足さばき”と、視線を落とさない意識に注目。

なぜボクシングにラダーが効く?(3点)

  1. 機敏性UP:接地を短く、小さく素早く動ける=被弾減&先手が取りやすい。
  2. 構え保持力:足がバタつかずスタンス一定で動けるようになる。
  3. 認知/判断:コールや色合図で進路変更=試合の不規則性に強くなる。

準備と代用品(線/テープでもOK)

  • ラダー本体:▶ Amazonで見る(5〜10mで十分)
  • 代用可:地面に線を引く、床に養生テープでマス目(幅30〜40cm)を作ればOK。
  • 設置スペース:直線5m or 2〜3mの往復でも可。滑りにくい床で。
  • シューズ:軽めのトレシューかリングシューズ。靴下だけは滑るからNG。

※本リンクはアフィリエイトを含みます。価格は変わりません。

共通ルール(フォーム&安全)

  • 構えを崩さない:足幅・上体の向き・ガードは顔周辺で固定。
  • 接地は静かに短く:母趾球で「トトッ」。膝を軽く曲げて衝撃吸収。
  • 視線は前:足元を見過ぎない。出1:戻2のリズムで止まらない。
  • 左回り優先(オーソ):右の強打を外しやすい方向を基本に。

入門メニュー(各30〜45秒・休憩15秒)

1) イン・イン・アウト・アウト

  • 1マスに左右→次のマスへ(前進/後退)。
  • 腕は顔周辺、足音を小さく。
2) ラテラル・ラン

  • 横向きで1マス1歩。左へ=左足→右足の順。
  • スタンス幅を保つ(そろえない)。
3) ハイニー・ラン

  • 膝を素早く上げて1マス1歩。接地は短く。

中級メニュー(各30〜45秒・休憩15秒)

4) イッキー・シャッフル

  • 外→中→外(右外→中→左外…)。
  • 上半身は正面、腕は顔周辺キープ。
5) クロスオーバー

  • 前足を交差→後ろ足を追う。
  • 小さく交差し、構えを崩さない。
6) ホップスコッチ

  • 開→閉→開(開=両足、閉=片足1本)。
  • 着地は静かに、膝で吸収。

反応&認知メニュー(各20〜30秒・休憩15秒)

  • 高速タップ→コール反応:その場で刻む→「左!」「右!」の声で即移動。
  • 色/番号反応:色カードや番号コールで進行方向を瞬時に変更。
  • フェイント我慢:コールの“フェイク”は動かず、顎ガードを死守。

常に手は顔周辺。ガードを遊ばせないこと。

パンチ連動(30秒×3本)

  • 前進インインアウト→ジャブ→後退インインアウト→ダブルジャブ
  • ラテラル左へ2マス→ジャブ→右へ1マス→右スト(戻しは倍速)
  • 左回り1/4周→ジャブ・ジャブ→ストップ→ガード回収

週3ルーティン(10〜15分)

Day1(入門)

  • ①②③ 各45秒×2(休憩15秒)
  • 仕上げ:高速タップ 30秒×2
Day2(中級)

  • ④⑤⑥ 各45秒×2(休憩15秒)
  • 反応:コール反応 20秒×3
Day3(パンチ連動)

  • パンチ連動(上の3種から2つ)30秒×各3
  • 左回り 1/2周 ×2

ありがちNG→即修正

  • ジャンプしすぎ:“飛ぶ”じゃなく“弾む”。接地短く、音小さく。
  • 踵ベタ:かかとは軽く浮かす。母趾球に圧。
  • 構え崩れ:足幅一定・上体正面・ガードは顔周辺。
  • 右回り多用:基本は左回り。右は短くリスク理解の上で。
  • 足元ガン見:視線は前。反応が遅れる原因になる。

FAQ

ラダーがなくてもできる?
できる。線を引く/養生テープでマス目を作るだけでOK(幅30〜40cm目安)。滑りに注意。
時間がない日は?
入門①②③を各30秒×1周+高速タップ30秒×2で合計4分。質重視でOK。

関連記事:フットワーク入門/ガード位置と顔面カバー/ジャブの打ち方/ストレートの正しいフォーム。

コメント

タイトルとURLをコピーしました