【ボクシング入門】打ち込み100回チャレンジの設計
100回は“作業”じゃなくて再現性の練習。合言葉は出1:戻2と逆手ガード(顎前)。
シャドー/サンドバッグ/ミットの3形態で、回数×品質を両立するメニューを用意したよ。
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準備物&セットアップ
チャレンジの基本設計
- 対象:ジャブ/右ストレート/1-2(ワンツー)/1-1-2/2-3(ストレート→左フック)など
- 目的:同じ打点と戻しを100回ぶれずに再現できるか(≒試合での安定性)
- ラウンド制:原則3分(初心者は1〜2分)。100回が終わるまで続ける or Rを分割どちらでもOK
- 数え方:単発は1発=1回。コンビは1セット=1回でカウント(例:1-2を1回)。
3つの実施モード
① シャドー(当て止め)
- 壁前50〜80cmで“当て止め”をイメージ(壁は実際には触れない)。
- 利点:フォームの戻しに集中/どこでもできる。
② サンドバッグ
- 打点マークを目線〜顎ラインに。強弱を混ぜてもOK。
- 利点:打感と距離感の再現性/ラスト30秒で手数UPがしやすい。
③ ミット(相手と)
- 相手の合図でランダム差し込みを混ぜ、反応スピードも鍛える。
- 利点:ペースの主導権が無くなる=試合に近い負荷。
レベル別ターゲット(目安)
レベル | 回数配分(例) | R設計 | クリア基準 |
---|---|---|---|
初級 | ジャブ60/1-2×20/右スト20 | 1〜2分×数R | フォーム崩れが累計5回未満 |
中級 | 1-2×40/1-1-2×30/2-3×30 | 3分×2〜3R | 的外れ・巻き込み肘が3回未満 |
試合志向 | 「角度取りコンビ」×50+「強弱MIX」×50 | 3分×3R(ラスト30秒はラッシュ) | 被弾想定の逆手ガード維持率95%以上 |
品質基準(失格ラインとリセット条件)
- 逆手ガードが顎前から外れたら×1(3回でそのセットやり直し)。
- 肘が背中側に引けたら×1(右スト/2で要注意)。
- 頭がセンターラインから大きく逸れたら×1。
- フォーム崩れの累計が5回超えたら中断→1分休んでセット再開。
- 痛み・痺れが出たら即中止(記録に残す)。
ペース作り&呼吸
- メトロノーム感覚:「イチ(出)・ニ(戻)」口唱で“戻し”を身体に刻む。
- 呼吸:パンチ毎に軽く吐く(“スッ”)。止めない。ラッシュは細かく連続で。
- 強度変化:速→止め→強→速…の波を作ると後半の失速が少ない。
安全メモ
- 共有グローブ使用時はバンテージ必須(初心者は軽い日だけ軍手代用可。早めにバンテージへ)。
- バッグ日は手首保護を最優先(手首が折れない一直線/当て止めから強度アップ)。
- ミットは強度60〜80%まで。合図やスピードで無理しない。
記録シート(今日の結果を残そう)
日付 | モード(シャドー/バッグ/ミット) | 配分(例:1-2×40,2-3×30…) | 所要R数 | 品質ミス(回) | 主観強度(1〜10) | 気づき(次の改善1点) |
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※1週間後に同じ配分で再テスト→ミス回数と所要R数が減っていれば成功!
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